凡人が目標音大現役合格のためにしたこと

こんにちは♪

笹塚コンムジカピアノ教室ののだかなみです♪

受験シーズンも終わりへと向かっていますね。

私の生徒さんたちはもう終わっていますが、まだこれからの方々頑張ってください!!

先日、桐朋の短大でのお仕事のため母校である桐朋学園大学を訪れたら、受験の案内を見て動悸がしました笑

今回は、私の過去を振り返って受験について書きたいと思います。

私は桐朋学園大学音楽学部演奏学科を受験して運良く現役合格しました。

元々、桐朋を目指していた訳でもなく、というか、何も考えず過ごしてきて、受験を決めたのが高校3年生に上がる前の三者面談でなんとなく決まった感じでした。(遅いよ)

よく考えていなかったので(←アホです)、当時のことはあまりよく覚えていないのですが、担任の先生と私の母が話して、そこに私も賛同した感じでした。。。汗

こんなアホな自分がどんな行動をして合格にこぎつけたのか。。

必死すぎて朧げな記憶をたどっていきます。。。

まず私の性格として、いつもはだらけているけれど、目標にロックオンすると突進するタイプです。コツコツがなかなかできない。。

今回は状況的にではあるけれど、桐朋受験という目標が出来、受かるとか落ちるとか考える余裕もなく、上手くいきたい!!という強い思いと、落ちたら行くとこがない。。という恐怖心に支配されて必死で取り組みました。

高3から始めたことリスト

①桐朋出身のソルフェージュの先生に習う
②聴音特訓を毎日やる
③桐朋の先生にピアノを習う(福岡から東京に通う)

主にこの3つです。

高校は音楽科に通っていたので、地元での通常レッスンや楽典などの勉強はしてきていて、苦手部分をより強化して受験に挑むために取り組みました。

詳細を見ていきましょう。。Let’s Go♪

①桐朋出身のソルフェージュの先生に習う

何を隠そう、わたくし。。。ソルフェージュが苦手です!!( ; ; )

小さい頃から、何かレベルの高い教育を受けた訳でもなく特訓などもなく過ごしてきてしまい。。

本当に生まれ変わりたいくらいのコンプレックス。

だけど桐朋といえば、ソルフェージュ!!が大事!!

なんとかしないと!!とこんな自分でも焦りました。

まず、高校の先生に桐朋を卒業した先輩を紹介してもらい、週1-2回通って聴音やリズム、視唱、楽典、過去問を勉強しました。因みに、たまにピアノも聴いてもらってました。

そしてこちらのお世話になった先生つながりで、桐朋で教えていらっしゃる先生を紹介していただきました。

受験間近には、桐朋の先生の旦那様(芸大の作曲家の教授)にもソルフェージュを見ていただき、毎回呆れられながらも(見て分かる)必死で取り組みました。

②聴音特訓を毎日やる

前述した通り、ソルフェージュが大の苦手!!

特に聴音(T ^ T)

レッスンに通うだけではもちろん足りません。

毎日、家で母にピアノで桐朋の過去問や課題集をピアノで弾いてもらい聴音しまくりました。

私があまりにも必死の形相だったため、母も緊張しながら弾いていたようです笑

あとは、CDの聴音問題もやっていた記憶があります。。

とにかくやれるだけやりました。

余談ですが。。

桐朋には、生まれつき耳がずば抜けて良い子や小さい頃から桐朋の音教に通って能力を身につけてる子がゴロゴロいて、ジャズなんかも1回聞いて楽譜にできる子もいて、、死にたくなったことが何回かあります笑

③桐朋の先生にピアノを習う(福岡から東京に通う)

地元の先生には月2回習っていましたが、それに加えて、東京の桐朋の先生にも習い始めました。

なので、福岡の先生、東京の先生と週毎に交互にレッスンに通っていました。

福岡の先生は1時間のレッスンですが、桐朋の先生のレッスンは、1時間半-2時間くらい毎回ありました。

受験がいよいよ近づいてくると、桐朋の先生は1回のレッスンが4時間くらいあって、途中休憩で先生がとっても美味しいお菓子を出してくださっていたのですが、いつも全てたいらげていました笑(先生はどう思っていたんだろう。。笑)

お昼を挟む時は、ご飯は一人で外で食べてきて、と言われて外に出されましたが、都会のど真ん中(しかもおしゃれなエリア)で田舎の高校生が一人でランチなんて挙動不審しかなく、味が一切しませんでした笑

雨の日も雪の日も、飛行機の遅延などに怯えたときも体調が悪い時も必死で通いました。

あとは、弾きあい会や発表会のためにも東京に飛行機で飛んできて必死で弾きましたね。。

もちろん家でもずっと弾いてました。

何時間とかではなく、可能な限りずっとです。

気分を変えるために無駄に家では派手な格好などをして練習していました笑

つまり、音大受験に当たって必要なことは、ピアノを弾くだけでなく、メンタルや体調管理が出来て、自分でしっかり時間を考えて行動することができるトラブル対応、先生方との信頼関係築くことなどたくさんの要素があるということです。

まとめ

受験にあたり、周りの環境の急激な変化によって、やるしかない!!今のままではダメだ、もっと頑張らないといけない!という認識に変化したおかげで無事合格に繋がったように思います。

そのような環境を作ってくださった、先生方、家族に感謝しかありません。。。

根性論なんて、、という昨今ですが、

受験は、気持ちと根性と熱意がすごく大事だと思います。

それが行動につながり結果に反映するように思います。

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