レッスンの内容や進め方は生徒さんお一人お一人で変わってきますが、ここでは、スタンダードな進め方、使用楽譜、発表会、コンクール等について、お子様、大人の方と分けてご紹介したいと思います。
お子様のレッスンの進め方
導入(3歳)
感覚的に楽しみながら音楽の基礎を吸収します。
<習得を目指すもの>
・色を使って音の名前や鍵盤の位置に慣れる
・リズムの違い、リズム感の習得
・絶対音感の旗
・音楽カルタで音楽記号を覚える
・4言語での音階に慣れる

[使用教材例]
うたとピアノの絵本、うたえるひけるピアノ曲集(童謡など)、リズムの本、ワークブック
初級(4歳〜)
感覚に優れ、かつ説明も理解できる年齢なので、あらゆる角度でアプローチしていきます。とにかく音楽が楽しいと認識すること、コツコツ練習することが大事だと理解することを目指します。
<習得を目指すもの>
・音名、鍵盤の位置の一致
・リズム、拍子感
・音楽カルタでの音楽記号
・弾く姿勢、手、指の形
・気持ちを込めて弾くこと
・強弱、音色の違い
・フレーズ感
・1分ゲームで初見能力向上
[使用楽譜例]
うたとピアノの絵本、バーナム、ぴあのどりーむ、こどものハノン、リズムとソルフェージュ
中級
ある程度譜読みも一人でできるようになり、色々な調や長い曲に取り組んでいきます。
<習得を目指すもの>
・音楽的に弾く
・時代やその時代の様式を考察する
・テクニック向上
・様々な調に慣れていく
・脱力を含め、身体の使い方を知る
・ソルフェージュ能力向上
・楽典の知識

[使用楽譜例]
オルガンピアノの本、バーナム、ル・クーペ、ハノン、ブルグミュラー、プレ・インベンション、ソナチネ
上級
さらに高度なものに取り組んでいきます。
ある程度、楽曲分析もできるようになることを目指します。
希望があれば、コンクール等に挑戦していきます。
<習得を目指すもの>
・音楽的に弾く
・時代やその時代の様式を考察する
・テクニック向上
・脱力を含め、身体の使い方を知る
・ソルフェージュ能力向上
・楽譜の分析(初級〜上級)

[使用楽譜例]
バロック〜近現代の曲全般

ピアノが上手になるには指だけを動かしていれば良い訳ではありません。だからこそピアノを通して、生徒さんも私自身も人としても成長していけたらと思っています。
♪お問い合わせはこちら→con.musica.piano@gmail.com
大人のレッスンの進め方
大人の方は、初めての方〜再開される方、アマチュアのコンクールを目指す方までレベルが様々です。
使用楽譜や曲は都度相談しながら進めていきます。
大人の方は、子供の時と比べて、より頭脳を使うことでピアノを弾く楽しさがアップします。
指の動きの方は、子供の時より上達に少し時間がかかるかもしれませんが、コツコツ積み上げれば必ず上達します。気長に楽しく取り組んでいきましょう。
発表会のご案内
大きな発表会は年に1回開催しています。
少人数でカジュアルなミニ発表会もあります。
人前で演奏するのは緊張もしますが大きな成長のチャンスです。
参加された方は、発表会の前と後では意識も表情も変わり、ピアノが上手くなります。
ソロや連弾で参加できます。ぜひ目標の一つとして下さい。

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コンクール、ABRSM英国王立音楽検定
ピティナピアノコンクール…予選奨励賞
ピティナピアノステップ
バッハコンクール…銅賞、全国大会出場
ピアノ教育連盟オーディション…地区大会優良賞
ABRSM英国王立音楽検定 Grade1-6
これらに生徒さんは挑戦されています!
♪コンサート情報もぜひご覧ください♪
https://kanamipianonoda.jimdofree.com/