ショパンコンクール、第2ラウンドに入りましたね!ライブで演奏を聴ける時というのは仕事もあるし練習もあるので限られてしまいますが、、本当に本当にどのピアニストも素晴らしい才能に溢れていますね。。魅力的で引き込まれて思わず唸ったり、拍手をしてして聴いています。
さて題名にあるように、小林愛実さんの第1セッションについて。演奏前の彼女の行動を批判する意見をちらほらネット上で見かけましたので、それについて私の考えを書いてみたいと思います。
演奏前何を彼女はしていたかというと、演奏直前の舞台袖でスマホを見てお菓子を食べて水をガブガブ飲んでいました。その様子が映っていたのですね。
これだけ見ると、まぁ、、なんという態度なのでしょう。。怒
と思うかもしれません。ですが、ピアノを弾く身からすると、なるほど、という行動なのです。
スマホを見ていたのは、何か気持ちを整える言葉や先生や家族からのメッセージを読んでいたのかもしれません。お菓子などの糖分を取ったり、水を飲むということは、舞台にでる前の彼女のルーティーンなのかもしれません。何せ舞台に出る前は極限の緊張状態にあるわけで、ある種、人の目なんて気にする余裕もなく、最高の演奏をするために、集中力を高めるために、気持ちを落ち着かせるために自分ができることをやる。ということでしょう。ただそれだけ。
普通の人から見たら、なんて態度なんだ、なんて行動なんだ、と批判したくなるのも分かりますが、舞台、舞台前は本当に普通の状態ではないんですよね。。
彼女の顔を見れば、どれだけ真剣に演奏と向き合っているか、舞台にのぞんでいるか分かります。
さてこれから彼女の第2セッション。心から応援し、心から楽しみに演奏を聴きます!