レッスンの最後には、音階を歌っています。
音程をとる練習にも、また音の並びを身に着けるのにも役立ちます。
イタリア語「ドレミファソラシド」ではもちろんですが、その他に、
英語、ドイツ語、日本語の4つの異なる言い方で歌っています。
①イタリア語
ドレミファソラシド
②英語
CDEFGABC
③ドイツ語
Cツェー、Dデー、Eエー、Fエフ、Gゲー、Aアー、Hハー、Cツェー
④日本語
ハニホヘトイロハ
①イタリア語
ドレミがメインで使われている状況だと思うので、まず、これは外せません。
②英語
これから英語もメジャーになってくると思いますし、今後英語圏に子供が進学する確率も高まってくると思うので、英語でも音符が読めるようになるといいと思います。
また、コード譜が読めるようになりたい、と勉強始める際にも英語と音が結びついているとスムーズにいきます。
③ドイツ語
クラシック界隈ではマストですね。音高、音大の先生方等はレッスンで音名をいう時はドイツ語を普通に使います。
また、コンサートプログラムやCD、ラジオなど調声を表すときはドイツ語ですし、楽譜検索のときにも使います。
④日本語
日本の学校での音楽の教科書では、この、ハニホヘ、が使われてますし、今後、楽典の勉強をしていくときにも頻繁に使用するので、小さいうちから慣れておくと良いと思います。
この音階方法を毎回毎回半年から1年程続けていると、子供は自然と身に着けていきます。
ここから、歌うだけでなく、実際に楽譜を見ながら言語をチョイスして読んでいったり、調声の勉強に進んでいくのも良いと思います。
リズムを変えて伴奏をつける
音階を歌うときに、ピアノで伴奏を付けていきますが、言語の性格によって、形態を変えていっても楽しいです。
例えば。。
①日本語→スラー
②英語→付点リズムなどリズミカルに
③ドイツ語→和音に厚みをつけたり、低音を使って力強く
④日本語→可愛らしく
他にも、
・スタッカートを取り入れる
・生徒と先生で交互に音名を言っていく
・2オクターブ、3オクターブでドレミファソラシドをいう
・ドでなく違う音から始めてみる
などなど
子供の様子を見ながら、子供とお話ししながらやっていきます♪