ピアノ演奏本番での緊張と対策

こんにちは♪

笹塚コンムジカピアノ教室の野田佳奈美です♪

なんと!

前回のブログ投稿が9月。。現在12月。。。時間が光の速さで過ぎ去りました。。

本番があるとそちらのことで頭がいっぱいになりブログまで手が回らず。。←言い訳

もう少しがんばります。よろしければお付き合いくださいm(__)m

さて今回は、、、

本番の緊張!!

について書いてみようと思います。

発表会やコンサートやコンクールや試験、色々な本番がありますが、

怖いですよね汗

やり直しがきかない一発勝負で失敗できない、失敗したくない。

しかもみんな見てるし。

となると普通は緊張するかなと思います。

なかには、人前で弾くのが楽しくてしょうがない、私のこと見て!!

という人にもたまに出会いますが、羨ましい限りです笑

私は、

めちゃくちゃ緊張するタイプで手も震えます汗

これはどうにもコントロール出来ません。

深呼吸しようがおまじないしようが、止まりません。

これまで、動揺して手がおぼつかないまま最後まで弾いてしまうことも多々ありました。

思い出したくもない本番もたくさんです。

そんな私が色々試してみて、本番の緊張にも耐えられる本番前の対策についてご紹介します。

本番の緊張対策

  • 曲の分析
  • 頭の中で暗譜
  • ゆっくり練習
  • 音楽を感じることをやめない
  • 色々なピアノで弾く

曲の分析

曲の分析は大事!

その昔、私は楽譜を見て分析もせず、曲の背景についても調べたりもせず、ただひたすら、音符を正しく、先生に言われたことをきちんとこなすことだけに集中してしまっていました。

ただひたすら時間を使って何度も何度も弾く。。ただひたすら指に覚え込ませるやり方。

運動のように。。。

これは感覚に頼ったやり方で、いつもと違うピアノの感覚や響きで弾かないといけない時に割とパニックに近い状態になってしまうことが多々ありました。

楽譜を見て分析する。

曲全体の構造、メロディ、和声などなど。

分かってくると、ここは控えめに弾こうとか、このメロディはこの音色で、何を表現しているのか、和音の色など、頭の中で設計図が出来ます。

それを元に試行錯誤して考えて練習することがとっても大事です。

【頭の中で暗譜】

個人的は、頭の中で暗譜が出来ているといくら緊張してもパニック状態は避けられるかなと思っています。

先で書いたように、指の感覚だけに頼った練習、つまりただ指を動かすだけの練習は怖いです( ; ; )

リラックスしてる時は良いんですが、緊張で震えたときなどに対処が大変です。

頭の中で何度も何度も弾いてみて、最初から最後まで頭の中で弾けるようになると、ここまでやったから何とかなるかな、という気持ちになります。

【ゆっくり練習】

弾けるようになってきて、本番で弾くテンポで通してばかりはよくありません。

本番は緊張で心拍数が上がってることが多いので、いつもと同じテンポで弾いてるつもりでも実際は速かったり、自分でも弾き始めから、「やばい、いつもより速い汗」となることがあります。

本番が近いからこそ、ゆっくり、何がどうなっているか考えて、よく聞きながら丁寧に練習することが大事です。

【音楽を感じることをやめない】

本番が近づくにつれて、とにかく弾かなきゃ、とにかく通さなきゃ、という思いにかられて弾きまくったり、まだ弾けてないところを闇雲に何度も繰り返して練習すると、だんだんと耳で聴くということが疎かになってしまったり、音楽の流れを感じなくなって、弾いても弾いても納得いく演奏にならない、そして焦る、という悪循環に陥ることがあります。←自分

これは、変な癖がついたり、身体を痛めることにもつながります。

弾けない箇所があったとして、それはその部分の指の動きの問題だけではなく、その前からの持って行き方だったり、拍子や呼吸、音の聞き方だったり音楽の捉え方の相違であることもよくあります。

舞台では、指の動きで弾く(運動的に)というよりは、頭の中にある音楽を指で紡いでいくので、音楽的な動機に導かれた指の動きに基づいて練習しないとそれを舞台で上手くコントロールするのは難しいです。

弾けないと、指のテクニックばかりに意識が行きがちですが、今一度、音楽のことに意識を持っていくと良いことがあります。

【色々なピアノで弾く】

ピアニストの宿命とも言えますが、

ピアニストは自分の楽器を持ち運べないですよね!!嘆

━━━ΣΣヽ(*´□`)ノ━━━!!!

鍵盤の感触も重さも響きもペダルの感覚も違うピアノで急に弾かなきゃいけないじゃないですか。。

それに椅子も違うし、高さもその場で調整しないといけないし!

ピアニストって大変ですね笑

前もって少しでもリハーサルができたら良いですが、コンクールや試験などは出たとこ勝負なので、そこで気持ちが動揺しないように、前もって色々なピアノで弾いておくことをお勧めします。

レッスンで先生のところで弾くこともあると思いますが、他にスタジオで色んなピアノで弾くのが良いです。

私は時間帯を変えても弾いてみています。

家での練習で出来ていたと思っていたところが実は分かっていなかったり弾けていなかったり新たな発見もあったりします。

初めましてのピアノにすぐ対処できるように対策できると良いです。

まとめ

本番の独特の緊張というのは、日頃の練習で意図的に作りだすことは出来ません。

なのであの緊張の中、演奏するというのは本番でのその時、しかないですよね。

あんなに練習したのに上手くいかなかったら悔しい。。

緊張をやわらげようと、深呼吸したり何かおまじない的なものをやったりするのも良いですが、

それはしっかりした準備が出来てこそ効果があるものだと思います。

メンタルのことだけでなく、具体的に本番で上手くいくようにどう準備できるか、を考えて日々取り組むことが良い演奏につながります♪

素敵な音楽ライフを♪

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