発表会の衣装はどうする?

初めての発表会となると、何を着たらいいですか?と言う質問を受けることがあります。

年齢や性別、本人の好みにもよりますが、ここで私の独断と偏見と趣味😁でいくつか衣装を載せてみたいと思います。

今時は価格が安くてとっても可愛いドレスがたくさんあって見てるだけで楽しめます💖

女の子

小学生1年生以下の女の子でしたら、ワンピースかドレスどちらでも良いと思います。特にスカートじゃないと、という決まりもありませんが。。

ただ大きめのホールでの発表会であれば、特に小さい子はある程度ボリュームがあるドレスを着る方が舞台に映えて良いと思います。またはワンピースであれば、赤い色などの目立つ色にしたり、髪型を華やかにしたり髪飾りをつけると良いと思います。大きい舞台ですと光が当たり色が飛ぶ上に、黒い大きいグランドピアノで弾くため、遠目から見た時にある程度は衣装が子供の存在感を助けてくれるものが良いかなと思います。

例えば。。

この年代までは、子供の抵抗もなく可愛い!😻ドレスが着れますね。ピンクやお花、そしてボリュームがあるもの。色の方は小さい子が寒色系のものを着るのも品がでて素敵ですね。


2年生にもなると、だいぶ自己が出てくるので、この年代以上はカワイイ系が良いという子もいるし、もう少し落ち着いた感じのものがいいという子もいますね。

5、6年生ともなると、より落ち着いたものを選ぶ子が多いと思います。
ドレスでもワンピースでもなく制服で出る子も。

でもせっかくならせめて小学生まではドレスで出て欲しい!笑

大人になったら制服もないしシンプルなドレスを着て出てくれますが、小学5、6年生〜高校生はお年頃なので、なかなか自分を華やかに見せるということに抵抗が出てくる子が多いのかなと思います。

ワンピースにしても発表会の雰囲気が出るものが良いかなと思います。

決めるときに気をつけたいこと

●腕を上げてみて、脇がキツくないか(ピアノを弾く高さまで腕を上げてみる)
●脇が開きすぎたりして下着が見えていないか(腕を上げて見て横から確認)
●お辞儀をした時に胸がパカパカしてないか下着が見えないか(お辞儀をしてみ て確認)
●腰のリボンがある場合、座ったり立ったりした時に解けてしまわないか(椅子に座ったり立ったりしてみる)
●裾が床を引きずっていないか(床についていたら、裾を持って歩くことができるか試してみる)

男の子

男の子の衣装は、基本がシャツにパンツで、スーツやタキシード、ネクタイや蝶ネクタイ、冬はセーターやベストを合わせたり様々ですね。

入学式や卒園式の衣装を着てる子が多いように思います。

まとめ

男の子も女の子も正装していつもとは違う子供達の様子を見るのは本当に楽しく、会場で一目あったら思わず「わー!!💖」と言ってしまいます😆

衣装も発表会の醍醐味のうちの一つですね。

演奏がしやすく、お気に入りの衣装でステージに立ってくださいね♪

ピアノ発表会が終わって思うこと

先日、週1回お伺いしてレッスンをしているアフタースクールの「ピアノ、ヴァイオリン発表会」がありました。
コロナのため、各曜日ごと、1時間で区切っての発表。限られた時間の中、盛り沢山のプログラムを組み、ピアノを始めたばかりの4歳の男の子の発表に始まり、それぞれのソロはもちろんのこと、講師との連弾、生徒どうしの連弾、最後の締めに講師演奏といった内容で進めました。

今時の子供達はみんなとっっっても忙しく、小さい頃から塾に通い、アフタースクール内ではピアノの他にも英会話、そろばん、フラッシュ暗算、ダンス、柔道、その他プロジェクトを抱えています。なんとかしてピアノの練習の時間を確保。発表会が近くなりこちらの熱も自然と上がるにつれて、子供達の真剣度も増していきました。そんな努力の結果、レッスンよりもみんな上手に演奏することができ、保護者の皆さんやアフタースクールの先生たちからも大好評を得て、何人かの子供達の演奏を聞いて感動しました、と言ったお言葉もいただきました。

無事に演奏した後のみんなの達成感や安心した顔、舞台は緊張したけど楽しかった!といった感想を聞いて、嬉しさとともに大きく安堵しました。

発表会は、ほんの数分を弾くために相当な努力も必要になるし、緊張もするし、レッスンも厳しくなるし。。大変だけど、、やる価値があるものだと思います。

「100回の練習より1回の本番」という言葉があるように、ピアノの上達のためにも1回のその本番がどれだけ大きな影響があるか、というのが分かると思います。自分の身体の1部のようになるまで1曲を弾きこむこと、本番に向かって真剣に練習を重ね、本番の舞台という緊張感の中で力を出す、ということは、普通にしていたら引き出されない力を引っ張りだすことが出来るのではと思います。

また、このような緊張状態というのは、日常ではなかなか遭遇しません。緊張はしようと思って出来るものでもないので、やはりそのような環境に身を置く、ということはとても重要だと思います。これからの人生の中で、正念場は訪れます。緊張状態であっても結果を出さなければいけない事態には必ずやってきます。メンタル、気持ちを鍛えるという意味でも、小さいころからその状態に晒されるということは将来的に見てもとても貴重な経験となることでしょう。

ピアノの上達は、自己の成長と比例していると思います。
発表会という舞台を経験することで、ピアノの状態だけでなく、自分自身そのものが一回り大きく成長していること思います。

講師演奏リハーサル。講師演奏も緊張します。。。
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