音楽っていう存在

私は子供の頃からずっと音楽と生きてきたのですが、大学生のころや社会人になってからふと、私って何のために音楽やってるんだろう、何のためにピアノ弾いてるんだろう、、😱と鬱っぽくなってしまったことがありました。

だって、物理的に何かを提供するわけでもないので、音楽でお腹いっぱいにならないし、何か便利になるわけでもないし。。。モヤモヤモヤモヤ☁️

だけど、人生の中で色んなことを経験していくうちに、ピアノを弾く、音楽をやる意味が見えてきて、今ではこの世に存在しなくてはならないなんだなと確信を持って言えます。
そして、益々こんな時代だから必要だと感じます。

人生は幸せのためにある

人は何のために生きてるんだろう、、この答えは人それぞれなのかもしれませんが、最終的には、幸せのために生きてるんだと思います。

けど。

よく’生きてるだけで幸せ’と言いますが、その通りだとは思うのですが、そうも中々、常に私は幸せなの!という状態の人はいないですよねw

ちょっと疲れてるなぁ。。気持ちが沈む。。なかなか上手くいかない。。失恋した。。家族や友達と喧嘩した。。人生疲れた。。😞

こんな時、ピアノが弾けたら、、ピアノは弾けなくても何か音楽を聞いて涙を流したりする事で、また立ち上がって頑張っていこうと思えたりします。

心が悲鳴を上げそうなこの時に、ひと時でも音楽に没頭する時間があれば、その人の心を救う手伝いをしてくれたりします。

もちろん、大変な時だけでなく、普通に元気な時でも、音楽を弾いたり聴いたりすることで「っもー!本当に幸せ😻✨」という気持ちになったり、「楽しいなぁ」とじんわり感じることもあります。

あとは単純に音楽を日常生活の色々なシーンでかけることによって、その時間をより質の高いものに変えてくれますね。朝の時間にアップテンポの曲やクラシックの曲を聴いたり、仕事や勉強、スポーツ時に集中力を上げるために、あえて無音でなく音楽を流す人もいますね。

音楽が人生において占める割合というのは人それぞれですし、音楽になんの必要性も感じない人もいますが、もし、まだ音楽には触れていないけれど、実は必要としている人のもとに音楽が届けばいいなぁと密かに願っています。

神様への祈りとして歌われていたグレゴリオ聖歌が始まりとされている音楽。そこが起源の音楽は、美しい、楽しい、だけでは語れないほどの奥深さ、パワーを内に秘めているのだと思います。

本当に良い音楽に触れた時、演奏した時、コンサートでその瞬間に立ち会った時、生きててよかったなぁ。。と心の底から思います。

コロナ禍で家が売れてる

ひょんなことで不動産のお仕事をしている方からお話を聞いてなるほどなーと思ったことをシェアしたいと思います。

このコロナ禍で経済が大変ですが、逆に仕事が増えた業界もありますよね。
その中の一つが、一戸建て専門の不動産。

お仕事がリモートとなり、家族が家に居る時間が長いということで、より広いお家を求めて、また毎日の通勤も必要なくなったので郊外にお家を購入する人が多くなったようです。

確かに、この長引くコロナで生活様式が全く変わってしまった方も多いと思いますし、今後もコロナ以前には戻らないとなると、快適なお家をいっそのこと買ってしまおう、と思う家族が増えそうですよね。

人生における価値観や生きてく上での優先順位の変革というのは自分の中でも起こりました。

広いお家になってピアノや何か楽器を弾く気持ちや空間的余裕が出きるかもしれないですね。私としては、音楽をやる人が増えるのは純粋に嬉しいです。

引っ越しに伴っての弊害は、お友達と離れたり、習い事をやめたりしないといけないということもあると思いますが、今はネットがあるので、都心から郊外に移り住む程度だったら、毎週のレッスンはオンラインにして、月1-2回は電車か車で移動して対面レッスンを受ける、という形も出来るのではないかなと思います。

対面?オンライン?レッスン

最近、コロナの感染拡大でいくつかのレッスンをオンラインに切り替えています。自宅訪問レッスンの子が主な対象なのですが、何人かの生徒ちゃんが、

「今度のレッスンは先生お家に来るの?」

と聞いてくる。
こちらの答えが、

「うーん、ごめん今度もオンラインだよ」
「うーん、まだ分からない、ごめんね」

すると生徒ちゃんたちが、シュンとした表情になるので切ない。。

オンラインで顔は見ているけれど、やはり直接会えるのを楽しみにしてくれているんだなと思うと、本当にこの状況が早く落ち着いてくれることを祈ります。

生徒が先生のことを好きで慕ってくれているというのはとても大事で、生徒によっては、先生のために練習するというモチベーションにつながったり、日々の練習で親御さんが子供さんに何か言いたい時にも、先生がこう言っていたよーという言葉をつけると、子供も納得して取り組んだりしてくれます。
ママやパパに言われるのは嫌だけど、先生の言うことなら、しょうがないなーという気持ちになるのでしょうか笑

すったもんだしながらも、生徒ちゃん、生徒ちゃんのご家族、講師の連携によって上達していきます。一つのチームです。やはりコミュニケーションは直接顔を合わせる方がとりやすいので、早く安心して会える日がくることを祈るばかりです。

とはいえ、このような状況になっても、途切れずに、オンラインレッスンという形で続けていけることに感謝しきりです。

コロナ禍でピアノ人口が増えた話

先日、お教室のピアノを新しくした際に、ピアノを運ぶ専用の業者さんと話したのですが、コロナ禍で更に忙しくなったとのこと。ほとんど休みがないらしい!

ピアノが売れていて、特に人気の電子ピアノの場合、ゲットするのに半年待ちとのこと。みんなどこにも出掛けられず、お家にいる時間が長くなり、ピアノを弾き始める人が増えたそうです。緊急事態宣言中はお休みだったりオンラインにしてる人もいますが、実際うちのお教室もコロナ禍で生徒さんが増えました。

Youtubeなどの動画配信の影響もかなりあるのかなと思います。ストリートピアノや即興、普通にクラシック音楽でも面白ものやかっこいい!素敵💖と思わせててくれるチャンネルがたくさんあります。

ピアノの良いところは、1人でも楽しめる、いくつになっても楽しめる、やればやるほど上手になれる、です。そして心の癒し、にもなります。

私自身、辛いことがあって心がしんどい時、ピアノが弾けてよかったと思ったことが何度もあります。
受験のためにピアノをやめた男の子も、勉強と勉強の間にピアノを弾いているという話しを親御さんがお話しくださったこともあります。

ピアノが色んな人の心に寄り添う存在になったら嬉しいな、と勝手ながら密かに喜んでおります♪

良いピアノの先生とは

良い先生の概念は人それぞれ、年齢やレベル等によっても違ってきますが、ここでは小さい頃に習う先生について書きたいと思います。

子供は環境から大きく影響を受けやすいので、習う先生によって上達速度や練習へのモチベーション、弾くことを楽しめるか等かなり違いが出てきます。

せっかくピアノを習うなら、楽しく、そしてメキメキ上達したいですよね。ではどんな先生の元でレッスンを受けるのが良いのでしょうか?いわゆる良い先生とは。。?

①音楽をすることの楽しさ、喜びを知っている

まず、本質的でとても大事なこと。習う先生に持っていて欲しい感覚。

音楽が好きだー!

音楽がピアノが好きでたまらない人と、そこまでの思いは持ってない人。。当然あらゆる面で違いは出てきますね。音楽が大好きであれば、その楽しさを生徒さんにも伝えられますし、先生から放たれるオーラも熱量をもったものになります。

音楽が大好きであれば、その先生自身も勉強を続けるでしょう。それによってトライアンドエラーを繰り返し、常に情報がアップデートされます。そういった中から発信される、子供の成長過程や未来を見据えての現時点での指導内容や言葉は、明らかに音楽に愛がない先生のそれとは違ってきます。
明確な正解がない音楽の世界で、一人一人の個性と向き合うには根本に音楽への愛情があり、たくさんの引き出しが必要です。それらを持ち合わせ、そして音楽を楽しむということを子供達と共有できる先生、素敵だと思います。

②教えるのが好き

教えるのが好き、これも子供のレッスンにおいてはとても大事な要素ですね。子供の上達に喜びを感じられると言いますか。。大人であれば、師匠の技をみて聴いて学ぶ、考え方を聞いてそこから自分に落としここむこともできるので、先生自身が教えることに興味がなくても、自分次第で良い感じに成長をしていくこともできますが、子供の場合は違います。

子供にレッスンするのは、大人の方に教えるよりもかなりエネルギーを使います(大人の方にも真剣に向き合いますがエネルギーの使い所が違います)。飽きないように、理解できるように、イメージできるように、、そして今のレベルと次の目標を見据えながら、今、どうすれば良いかを考えなくてはいけません。それに今日の機嫌、性格もかなり考慮する必要があります。
これらのことは、教えるのが好き、であるから出来ることで、表面の必要なことだけ、例えば音や音価を間違えずに正しく弾くだけのレッスンとはまるで違います。

また、生徒の進達状況に応じて選ぶ曲、楽譜の選び方も大事ですね。易しすぎず難しすぎずのちょうど良いライン、、それも生徒とよく向き合っていることが必要です。

ちりも積もれば、ではないですが、これらの時間の重ね方の違いが、1年後5年後に浮かび上がってきます。

③「基礎を正しく」だけも「楽しければいい」だけもNG

ピアノを弾くにあたって「基礎」というのはとても大事です。基礎と言っても幅広いですが、ざっくりと楽譜の読み方、ピアノの弾き方があります。それぞれ細かくかなりたくさんのことを少しずつ学ぶ必要があるのですが、子供の教材、楽譜はそれらを上手く学べるように曲が並べらています。1曲ずつコツコツと進めていくわけですが、’基礎’というと書かれてある通り正しく、という方にだけ意識がいきがちですが、これが機械のように弾けたらオッケー!とならないようにすることです。どんなに短い数小節の曲であっても、曲の題名や曲調、または楽譜に書いてなくても自分がどう感じてどのように弾きたいかなどを考えて、弾いてみることが本当に大事で、その辺りを子供と話しながら楽しくレッスンしてくれる先生がいいですね。

かと言って、基礎はそこそこに楽しくその時間を過ごすだけ、もNGです。危険です。。基礎を身につける過程では、なかなか楽しく、だけではいかないことが多いです。時には少しの忍耐や少しの頑張り、が必要になってきます。
その場面には目を瞑り、できなかったら流して、おしゃべりなどを交えながら楽しくその時間を過ごす。。その結果、、子供は楽しくレッスンに通ってはいるけど、弾き方が雑だったり実は音が読めていない、などの弊害が生まれます。そして難易度が上がった楽譜が読めず、なかなか上達もしないピアノが嫌いになるという悲しい結末が。。

まとめ

結論、良い先生というのは、①②③を踏まえた上でその子に合った先生が良い、です。

子供の特性や状況で
・ゆっくり進みたい、ピアノが大好きでどんどん先に進みたい
・傷つきやすい、ちょっとしたことには動じない
・打たれ弱い、負けず嫌い
・大人しい、自己主張が激しい
・ピアノが好きかわからない、ピアノ大好き
・コツコツやらない、コツコツやる
・親御さんの熱量

などなどの違いがあり、レッスンを始めてみないと分からないこともたくさんあります。なので、都度状況を見ながら柔軟に導いてくれる先生、そして相性の良い先生、というのがその子にとっての良い先生と言えると思います。

良い出会いを♪

レッスン料金

レッスン料金(税別)

♪幼児 ピアノ

月謝 8000円 月3回 各30分  

♪小学生 

月謝 8000円 月3回 各30分

月謝 12000円 月3回 各45分 

※月4回レッスンをご希望の場合はご相談ください

ワンレッスン制(1回ごとにレッスン日を決めます)

45分 1回¥4000

60分   1回¥5000

(45分レッスンは月2回~、60分レッスンは月1回~)

♪中学生以上

45分 1回 ¥5000

60分 1回 ¥ 6000

♪社会人

60分 1回 ¥ 7000

♪音楽高校、音楽大学受験 60分 1回¥8000-12000

 *イタリア語でのレッスン可

■入会金5000円を頂戴致します。

■出張レッスンの場合、出張費500円/1回を別途頂戴致します。

■教材費、出張レッスン時の交通費別途。

■スタジオレッスンは60分のコースのみご受講いただけます。

体験レッスン 

レッスンとお話しをさせて頂きます。所要時間40分。¥1000

スタジオレッスンの場合、体験レッスン料、スタジオ代をご負担いただきます。

ご自宅への出張レッスンの場合、体験レッスン料、出張費500円、交通費実費をお願いしております。

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